日本整形外科学会認定リウマチ医の資格を有しています。
関節リウマチは自己免疫疾患といって、本来体を守るべき免疫機能に異常が生じ、自分の体を攻撃するようになってしまう疾患群のひとつです。
全身の関節や筋、伳鞘に炎症が生じて、骨や関節が破壊されていってしまいます。
発症原因がまだわかっておらず、根治させることは困難ですが、薬によって炎症や関節の破壊を抑えることは可能です。
当院院長は日本整形外科学会認定リウマチ医の資格を有しております。最新の知見をもとに、治療させていただきます。
関節リウマチの症状
- 1) 朝方の手のこわばり
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朝を中心に両手のこわばりがでる。
- 2) 全身の関節痛と腫脹
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特に手指の関節から始まることが多い。
- 3) 対称性の関節痛
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左右同じ関節に腫れや痛みが出る。
- 4) 手足の独特の変形
- 5) リウマチ結節
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肘など、骨が突出している部分にできものができている。
上記のような症状がみられたら、リウマチかもしれません。
リウマチは早期から適切な治療を行えば怖い病気ではありません。根治はできませんが、支障のない生活を送ることは十分できます。早めの診察をお勧めします。
関節リウマチの治療法
薬物療法
関節リウマチの治療の基本は薬物による炎症のコントロールです。
症状が軽ければ普通の消炎鎮痛剤を使います。
症状が重い場合、消炎鎮痛剤が無効な場合は抗リウマチ剤といって、免疫機能を抑える薬を使ったり、ステロイドという強力な抗炎症剤を使ったりします。
リハビリテーション
薬物と並んで大事なのが、関節の動きや筋力・体力の維持をはかることです。
状況に応じて温熱・低周波による理学療法をおこなったり、運動の指導を行います。
手術療法・装具療法
上記治療を行っても効果がない、あるいは変形の進行が抑えられないときは手術や装具による治療が必要になるときがあります。
その場合は連携をとっている病院とやりとりをして、フォローいたします。