運動器の障害のために移動機能の低下をきたした状態を「ロコモティブシンドローム(略称:ロコモ、和名:運動器症候群)」といいます。進行すると介護が必要になるリスクが高くなります。ロコモは筋肉、骨、関節、軟骨、椎間板といった運動器のいずれか、あるいは複数に障害が起こり、「立つ」「歩く」といった機能が低下している状態をいいます。進行すると日常生活にも支障が生じてきます。2007年、日本整形外科学会は人類が経験したことのない超高齢社会・日本の未来を見据え、このロコモという概念を提唱しました。
このたび富田林医師会では、ロコモ啓発の取り組みの一環として、ロコモについての正しい知識の普及および予防の啓発を目的に、市民公開講座をおこないます。きたる9月27日木曜日、午後1時から3時まで、富田林市消防本部4階講堂にて開催します。富田林市の方はもとより、南河内市町村の方はどなたでも無料で参加できます。ぜひお越しください。