今回も、当院の理学療法士からの投稿です。

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当院の介護保険でのリハビリテーション

当院のリハビリテーションでは、介護保険による介護予防通所リハビリ、介護通所リハビリにも対応しており、主に脳卒中の患者様が利用されています。

脳卒中は脳疾患に基づく麻痺などの障害で中枢疾患の部類に入りますので、脳障害により予測される障害の変化や加齢による変化を見極めながらのリハビリが必要で、呼吸リハや口腔リハ等を含めた全身調整、あるいは転倒予防の為の神経筋再教育、協調性訓練等が必要で、理学療法士が個別対応しています。

脳卒中後の四肢の麻痺については、急性期、回復期のリハビリが終わっても、状態を維持、あるいは更に時間をかけて改善させるためにリハビリを続けた方がよい場合も多いと思われます。しかしながら医療保険による維持期のリハビリは、国の方針によりなかなか認められないことが多く、介護保険による通所リハビリも、医療機関ではないデイサービスなどでは十分なケアができないところも多いと聞きます。当院の通所リハビリは、送迎サービスはありませんが、運動器の専門家である整形外科医師の監修のもと、理学療法士によるマンツーマンのリハビリを提供できます。利用していただきたく存じます。

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介護保険による通所リハビリを受ける場合、まず市町村に介護認定の申請をし、認定を受けることが必要です。脳卒中などの疾患による障害がある場合は、65歳未満でも認定がおりる場合があります。認定を受けている方は、まず担当のケアマネージャーと相談していただき、当院院長とケアマネージャーとで相談をする必要があります。詳しくは当院までお問合せください。